ナウシカDVD

ようやく観れました。お目当ては勿論オーディオコメンタリーですよ。庵野さんと当時演助の片山さんが延々ダラダラしゃべってるヤツ。
話には聞いていたけど…これ、マニアックすぎ!!
ゴムマルチなんてナウシカ限定の撮影技術?なのに説明なんて一切なし!一般のお客さんのことなどまるで気にしてないトークのオンパレード。
素晴らしいですね(笑)。イノセンスコメンタリー並みのマニアックさ。
最小限の労力でよりよく見せる、逆に余りにも無茶な作業を強いる宮崎駿のクオリティコントロールの話や、作画話(「ここ、モンチの原画だ」とか平気であだ名で読んだり。モンチ=高坂さん)、ついには「ただのオッサン」呼ばわりですよ。ジブリ信者の人は激怒してしまうんじゃないでしょうか。関係者も怒ってそう…。
ジブリDVDにコメンタリーが付いてるのは後にも先にもこれ一つだけなんですよね。今後もないんだろうな…。ろくな事にはならない、という事を学んだのでしょう。
自分的にはコンテ撮付けるよりコメンタリーの方が欲しいですけどね。コンテ見たいならコンテ集読むし。コンテ撮する労力よりコメンタリーの方が安上がりでしょう(?)


本編も7年ぶりくらいに観たけど、今観ると金田さんのところは分かりますね(というか当時は金田さんの名前すら知らなかったんだっけかな?)。キャラ芝居でも金田色が残っているのには驚きました。
それと、特効が水田信子さんだったのですが、これは狼雨やエウレカ色彩設計をやっている水田さんなのだろうか?同姓同名?調べてみるとトトロで色指定をやっている水田さんもいる。
もしそうだとしたら、特効から色指定に転向するというのはかなり面白い経歴の人ですね。デジタルだと色指定しながら特効やる人もいますけど。


風の谷のナウシカ



追記。DVD買うとオーディオコメンタリーの注釈が付いてくるらしいです。普通に考えれば付いてきますよね。