ネタだけふっておいてそのままにしておくのはどうかと思い観てみましたよ、シンエイ・アニメシアターバレンタイン特集。CMまで作っておいて「今回はバレンタイン特集です〜」のようなナレーションやタイトルは一切なし。普通にアニメが始まって終わっただけ。
まぁ、でも観てよかったですよ(ながら見だけど)。とにかく懐かしかった。
ハットリくんオバQパーマン(いずれも80年頃やってたヤツ)は笹川さんが監督なんですね。最近同チャンネルで始まったぶーにゃんも同様で、笹川さんってタツノコの人だとばかり思ってたんですがシンエイでもバリバリ仕事されてたみたいですね。
それにしても、自分がガキの頃は随分笹川ひろしさんにお世話になってたのだなぁと。


自分好みの声優さんもゾロゾロいて。どのキャストも声に個性がありすぎていいですね。ハットリくんチンプイ堀絢子さん(同じ声なんですね!)、ケン一氏の菅谷政子さん、影千代の山田栄子さん(赤毛のアンがこんな役を…)、パーマン、正ちゃんの三輪勝恵さん、魔美、O次郎、ガタピシの横沢けいこさん、ドロンパ白石冬美さん、パー子の増山江威子さんなど。
パーマンザムービー」での増山さん(不二子の声の人)は年齢的にキツかったけど、この頃は全然いけてますね。カワイイです。


シンエイシアターのEDを見ると、作品によって各話スタッフリストではなく、全話共通EDを使用してるものが多いですね。これはテロップ房にはガッカリです。全話リストでは作画や演出の名前は出なくても、脚本と声優の名前だけはキッチリ出るんですね。権利関係が絡むからなんでしょうが。


エスパー魔美だけは普通に楽しんで観てしまいました。ハートブレイクバレンタイン。
魔美の友達(渕崎ゆり子)の眼鏡っ子(今風に言えば)がモテモテの先輩(ろくでなし)にチョコをあげるという話ですね。なんだか甘酸っぱい話でこういう話も書けるのかとF先生の手腕に感服しました。魔美の台詞回しもいいんですよ。出崎さんの岡ひろみ程じゃないけど、ちょっとレトロな感じで(作者的には若い子の感じを出したのかもしれない…)。テレポーテーションで飛ぶ時のSEを聞いただけで懐かしいんですよ。
ちょっと魔美もチェックしてみようかな…。IG回では後藤さんや水村さんも参加してるみたいだし。名作「雪の振る街を」の回もIG回みたいだ。
余裕があれば見よう…。十中八九ないけどね。