YAMATO2520 vol.1 明日への希望(1995年)
総監督:白土武
監修:舛田利雄
脚本プロデューサー・スーパーバイザー:山本瑛一
脚本:平野靖士 山本瑛一 西崎義展
絵コンテ:前田真宏
レイアウト作画監督:前田真宏 窪岡俊之 竹内敦志
橋本敬史 大倉雅彦 杉浦幸次 吉田英俊
ビジュアルエフェクト演出:増尾昭一
総作画監督:宇田川一彦
作画監督:高橋信也 橋本敬史 増尾昭一 前田真宏
松本淳 福島豊明 菊池誠二
原画 桜井美知代 河合静男 吉野高夫 諸橋伸司 小泉孝司 関口雅弘
村上 勉 片岡康治 平松禎史 兵藤 敬 戸倉紀元 板倉和弘
松本 淳 横田博之 阿部達也 清山滋崇 加藤義貴 後藤雅巳
志村 泉 松坂定俊 増永計介 岩根雅明
アニメーション制作 スタジオテイク・オフ
オリジナルのヤマトを観た事がない人間がいきなりOVAを先に観ました。外道です。
どうか石を投げないで下さい…。
このアニメの見どころは冒頭の戦闘シーンに尽きます。ここだけでも見て欲しい(苦笑)
爆発作画好きにオススメです。
たたきブラシがイイ!!…個人的に大好きなんですよ、たたきブラシ(正式名称分かりません)。最近めっきり見なくなってしまいましたがね…。最近だと劇場Zやサブマリン位でしょうか。
爆発があると時々真似してやってみたりするのですが勿論シート指示にはないので見つからない程度に地味にやってます(それじゃあダメじゃん…)。
これはビジュアルエフェクト演出(どんな仕事だ?)の増尾さんの仕事…というより指示でしょうか。
爆発自体の原画は誰なのか…スタッフを見る限り後藤さんくらいしかいないのですが山ほどいる作監のどなたかが描いているのかもしれないですね。
作画的にはサブタイ後のチキンレース、ラストの戦闘シーンもいいですね。メカ・エフェクト作画は全体的にハイレベルです。人物作画はどうしても同じ窪岡キャラのGロボの完成度と比較してしまうんですよね…。
制作スタジオはマッドのグロスで見るていくおふと同じ会社でしょうか?窪岡さんだしフェニックスじゃないかとこれまで勝手に思い込んでいた自分…。作監の多さが制作状況の混乱を雄弁に物語っているような気がします。
オリジナルを知らない人間がこんなこと言うのはおこがましいですが、作品の動機づけがうまくいってないように思えます。ヤマトというのはもっとのっぴきならない事情に陥った時に起動しなければならないのではないかと。抑圧された生活(抑圧されているように見えない…)を強いられた主人公が住んでいる星を旅立ちたい…では「ヤマト」の冠が付いている意味があるのだろうかと。というか一話ではヤマトは動いてすらいないのですが(回想シーン以外は)。