浅草行ったよ(芝居の巻)


開演の三時間半前、午後4時から劇団のメンバーが浅草のあちこちでパフォーマンスをやっているというので観に行く。雷門前は浴衣着たお姉さん達がただチラシを配ってるだけだったので水上バス乗り場まで移動。
ピエロ姿の人や兎の着ぐるみを着た人(写真みたいな感じ)が大道芸的なパフォーマンスをしてました。
ジャグリングや風船ねじって通行人にプレゼントしたりしてるんだけど、どうにも道ゆく人達の反応が悪すぎる。近くで見ると弄られそうな気がするので遠巻きに眺める事に…劇団の人、ごめんなさい。
暫くしてパフォーマンスも終了。引き上げる皆さんの後をひっそり付いていくオレ(ストーカー…)。なにしろあんな格好なんで通行人の視線を引き付けておりました。信号待ちの交差点で向こう側にいる子供とお互い手を振りあって青になったら風船をプレゼントするピエロ。微笑ましい光景…。
人力車の人や浅草商店街の店員さんに挨拶する劇団員も印象的でした。店にチラシを置いてもらったり、人力車に乗る人に宣伝してもらったりしてたんでしょうな。自分が入った天丼屋にもチラシあったし。地域と一体化した地道な宣伝活動(言いすぎか)をしてるんですね。
でまぁ色々時間つぶしして開場時間に花やしきへ。入り口には長蛇の列が出来ていて驚きましたよ。整理番号500番台の列とか。小劇場なんで大体キャパ200人程度かと高を括っていたら結構人気の劇団なんすね…。列の外でチンピラ風のカップルが銭湯帰りなのかお風呂セット抱えて「すげえ人だな、何の行列だ」なんてからかうように大きめの声で話していて「これが江戸っ子かぁ」などと思っていたのですが、実はこのカップルは役者の人だと芝居がスタートしてようやく気付くのでした。ちなみにピエロもウサギすらも芝居と同じ衣装で事前のパフォーマンスのためだけじゃなかったという。
ええと、もうすぐ終わるのですが次に続きます…。