浅草行ったよ(食の巻)


ということで浅草行って来ましたー。
浅草橋で下車、30分以上トボトボ歩いて浅草まで。途中で神輿を三度ほど見かけましたわ。
とりあえずどぜうのお店へ。何しろ初めてなもんでどぜう鍋の量を店の人に聞いたところ多めらしいので、どぜう丼に変更。
どぜう丼(1700円)…失敗。
なんでしょね、これだったらスーパーで1000円分の鰻(二人前くらい?)買ってきて大盛りのご飯に乗せて食べたほうがよっぽど幸福感と満腹感を得られますね。ちょっと焦がした感じに焼いているのが好きな人には香ばしいということになるのかもしれないけど、焼きすぎ?としか思えず…。決定的なのはボリュームですよ。こんな量じゃ満足できないよ!なんというか自分にとって食に対する幸福というのは満腹であることではないか?という悲しい事実に気付いた瞬間でした…。もしかしたら鍋で丁度いい量だったのかもしれないですね。味の印象も変わってたかもしんない。だってどぜう丼なんて今の今まで存在を知らなかったもの。どうしてもうな丼の劣化版という印象から逃れられなかったのでした。
胃袋に物足りなさを感じつつ浅草界隈をぶらつく。仲見世通り(雷門から浅草寺に至るまでの通り)で早速あげまんじゅう(100円)をパクつく。油のジュワっとした食感がいいですね。これは旨い!隣で同じものを買っていたいかにもヨーロッパ系の異人さんはこの庶民すぎる日本の食べ物を美味しく食してくれただろうか?
暫く歩いてどら焼き。どら焼きに260円払うなんて普段ならしないけどせっかくなんで奮発。皮がふっくらしていてうまーい!こんなどら焼きならドラえもんの気持ちも分かるというもの。
散々歩き回って一寸早い夕食に天丼。えび二本にかき揚げ1枚を注文(1680円)。丼ぶりからはみ出た天丼が来ましたよ!こういう天丼を一度でいいから食べるのが夢でした(しょぼい夢だな…)普段は天丼なんて食べることは滅多にないんですが、ソースカツ丼みたいな濃い目の味付けで不思議な味でしたね。海老がプリプリしてて幸せ‥。
これでもまだ足りずデザートにみたらしだんご(120円)。団子が柔らかくてオレの団子イメージに革命が起こりました。いかに安い団子ばかり食べてきたということですかね…。みたらし部分(というのか)もしつこさがなく上品でまろやかな味。満腹でなかったらもっと食べたかった…!
いい加減歩きつかれたのと、歩けないくらい満腹になってしまったので芝居が始まるまで漫画喫茶で休憩。シグルイ3巻までと仮眠。シグルイという漫画は満腹の時に読むもんじゃないですね。贓物が…。いや、メチャクチャ面白かったですけどね。
ちょっと胃を休めたので芝居が始まる前にこの芝居限定のクレープ(400円)を食す。恥ずかしくて買えないクレープなんぞも、こういう場所だから食える。
そして自分へのおみやげに舟和のいもようかん。これは明日、食べます。
ええと…一応弁解しておくとこういう馬鹿な食べまくりをするのは二年に一度くらいのペースですよ。たまには贅沢(贅沢といいつつ喜んでいるのは結局庶民的な味だったりするのが…)しないとね。…弁解になってない?明日から質素な食生活を心がけなきゃね…。
4〜5時間は歩きまくったので疲労困憊です。もう眠いので芝居編は後日。


写真は左からどぜう、天丼、夜の五重塔と月(塔の右側にある小さいのが月) ピンぼけしまくり…。