魁!お笑いウルトラクイズ

羽山さん目当てで魁!男塾の劇場版を借りてきたのですがこれが思わぬ収穫。かなり笑わかしてもらいました。
ジャンプ映画の常で主人公達と同じ人数のライバルとバトルするだけの内容かと思いきや、というか最後は結局そうなるのですが、そこに至るまでの過程がもう面白すぎ。バトル会場のニューヨークに辿り着くまでにハワイ、アラスカでふるいをかけられる世界各地の学生(?どう見ても学生には見えん)達。
ハワイでは檻に閉じ込められたまま海の中に沈められ、そこから脱出しなければ死亡というまさにお笑いウルトラクイズ
アラスカではジェットスキーに乗せられ制限時間内にゴールに到達しなければ爆弾が爆発というこれまたお笑いウルトラクイズ
吹雪が吹き荒れるアラスカで寒さのため動けなくなる男塾生たちに向かって桃太郎が名台詞を吐くわけですよ。なまじ服や靴を履いてるから寒いんであって脱げば寒さは感じないと(笑)。そんな暗示で問題が解決してしまうのがスゴイ…というか安直w
破天荒すぎる前半に比べると後半のバトルは大人しく残念ですが、羽山さんが担当した馬シーンは群を抜いて巧かったですねぇ。同時期だけにアッコちゃんばりにオバケを使っているコミカルなカットも。
監督は今沢哲男さん、作監は須田さん、原画は羽山、木上、漆原、大倉、福田、加々美、為我井さんなど。


そういや塾長の「わしが男塾〜であーる!」って台詞は当時からギャグ扱いされてたんですね。この台詞が出てくる三回(三回も使ってるんですよ)とも周りの人間がずっこけてましたから。ずっこけるって…今見るとかなり新鮮。
漫画喫茶で男塾を読みたくなってきた…。
魁 ! 男塾 DVD-BOX