ここ一月で恒例の漫画喫茶6時間コースに二回行った。読んだもの↓
のだめ12.13巻、「GREEN 農家の嫁になりたい」全巻 彼氏彼女の事情14〜21巻 寄生獣全巻 BECK最新刊 TOKYO TRIBE2 1〜8巻


カレカノは完結したみたいので読んでみた。
最後の方はもうトラウマ合戦で、普通の家庭で育ったの雪野は蚊帳の外状態。主人公なのに。 最終的に有馬を救済する役目は残されてはいるものの、体よく神棚に祭られているだけだよね。 ラストはもう絵に描いたようなハッピーエンド。…そんなに人生上手くいくもんかよ、と漫画相手に僻むオレ。
「GREEN」面白いです。漫画喫茶でゲラゲラ笑いそうになること幾たび。個人的には「のだめ」より好き。目に見えるものを題材にしてるからかな。オレも農家をやってみた…いや、できないな。 何しろ早起きが出来ない。田舎に帰れば田んぼは少しあるんだけど…。
のだめは兎も角、千秋先輩のエピソードは胡散臭く感じてしまうんだよね。 指揮者でそんなに変わるもんかよ…って。実際変わるんだろうけど自分は判別できないのでやっかみもある。 音楽好きの人から言わせれば、アニメの作画がどうこう言っている私を理解できないんでしょうが。
TOKYO TRIBEは1も読んでないのにいきなり2を読み始めてしまった。続編ではないはずなのでよしとする。 面白いんだけど不良モノはどうも合わないんだよな…。いわゆるヤンマガ的な「不良モノ」ではないんだけど。あとどうしても松本大洋のバッタものみたいに見えて…なんて書くとファンの人に怒られそう。


あとは話題のNANAも会社で一気読みした。
矢沢漫画(三作しか読んでないケド)に共通するテーマは
「全ての女性よ、自立せよ」かな。
矢沢漫画の主人公は恋人に依存し思考停止した途端に容赦なく捨てられるか、愛想をつかされてしまう。
で、「ご近所」や「パラキス」の主人公は取り柄があるので何とかアイデンティティーを保てるんだけど、「NANA」の奈々はなんの取り柄もないんですよ。愛嬌がある、くらい。 そんな主人公が自立してハッピーになるためには相当な壁を乗り越えないといけない…ということで漫画は相当へビィな展開になっております。ところどころ出てくるギャグ描写がなければとてもじゃないけど読んでいられません。
奈々がそういった具合なので、もう一人ナナはトラウマという武器を活用して奈々と拮抗しようとしています。
作品としてはご近所やパラキスの方がバランス的に好みですが作者がどうケリを付けるのか気になるので今後も読み続けます。