あらしのよるに

最終日に観てきました。
ちょっとラストの展開が気になりましたね。テーマ的に納得いくような終わり方が出来ないのは初めから予想していたけど、もうちょっとシチュエーションをドラマチックにしても良かったんじゃないかな。
終わり方は芸能人の結婚報告を聞いた時のような感じですね。破局は近いぞという。


どうも嫌な職業病で映画を観ている間はずっと「あの毛の処理はどうやってるのか?」、そんなことばかり考えていました。動画三枚使っているということはそれぞれどのパーツに素材分けをして、どういった処理を施すのか?…一枚絵なら時間をかけさえすれば出来そうな気がするけど映画のほぼ全カットに適用する事を考えると考えただけでウンザリする…。
吹雪や川の処理もキレイで参考になりました。雨や氾濫した川はちと気になりましたが。
デジタル関係のチーフはイノセンスの篠崎さんでしたね。
杉井さんのテロップは「監督・演出脚本」という面白い表記でした。演出脚本とは脚色とほぼ同義なんだろうけど、原作者に対する配慮でしょうか。