アニメフェアで最も気になったマッドハウスブースについて書きます。
十本くらいのPVを延々流しっ放しだったのですが全部見ようとするとたぶん30分はかかってしまうわけで、自分がチェックしたいものを見るために何度も足を運びました。小池さんのは3回、細田さんのは4回は見たかな(笑)。


http://www.aniradi.com/report/taf2006/madhouse.php
↑こちらにブースの写真が。


一番のインパクトは小池さんの近未来レースもの。3分程の間ずぅーーっとハイテンション映像が続いているPV。映画本編を抜き出したPVなのかパイロット版なのかどうか定かではありませんが、起承転結のドラマがあるとは到底思えない(笑)。キャラが普通に話しているようなカットは一切なかったなぁ。叫んでいるカットばかりでw。仮に90分の尺だったとして、90分ずっとこんなテンションが続くのかと思うと見る前から疲労してしまいますw。トラバやパーティ7に出てきたようなキャラも出てましたよ。某パイロットフィルムで発明?した画期的なクロスT光もバンバン使用していました。あの表現は素晴らしいですよ。


逆に、細田さんの時かけはこれまで上がったラッシュを繋げたようなPVでした。期待が高まるようなPV、といえるかもしれません。
今回も影なしで行くみたいですよ。影なし、イイ!!!例によって手抜きとか言われてしまうのでしょうが、知ったこっちゃありません。キャラは貞本さんというよりブラッドプラスっぽいかなぁと。アニメ版じゃなくて箸井さんのキャラ原案の方。
ただでさえ高密度なレイアウトに加えて山本さんの緻密なBG、見応えありまくりです。
↓HPでPV見れます。
http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/index.php


湯浅さんの新作。動いてる作画カットは1カットのみでしたがこれはアニメフェア用にでっち上げたような気がする(笑)。ただ、この1カットだけで作品を饒舌に語ってましたよ。男が雨の中一心不乱に走っているというカットなんですが、雨は当然?セル描き。新章4話雨でした(笑)。


川尻さんのハイランダー。川尻作品の夜景はどうしてこう美しいのでしょう。闇の中に白い羽根が沢山舞ってました。絵になるなぁ。キャラデ作監がいつもの箕輪さんではなく阿部さんだったのが意外でした。


パプリカはカット数がなくてなんとも言えんです。原作にもある大行列のカットがエライことになってましたが、あれでもまだまだ序の口なはず。


映像なしだと演劇が原作の「大江戸ロケット」の吉松キャラがイイ感じでした。なんとチビキャラでいくのかー。アニメーター受けしそうなキャラですね。


注目作にワウワウの作品が多くて歯噛みして悔しがる人もいるでしょうが自分は見れる環境になたので存分に楽しみます(笑)。むしろスクランブルで(また恨みを買うようなことを…)。